同校では、解剖学や一般臨床医学などを資格のない講師が教えていた。
同局によると、同校の卒業生約145人に補講が必要で、補講時間数は1人当たり150時間から500時間になるという。大半の卒業生がすでに開業するなどしており、同局では「卒業生はすでに国家試験にも合格しており、免許の取り消しは考えていない」と話している。
同校では20年7月にも無資格の講師1人が授業を担当していたことが発覚して厚生労働省が指導に入っている。この指導の際に「過去にも同様の事例がある」との情報が寄せられたことから、同局で調査を続けていた。
同校は赤羽校長名で「まだ東海北陸厚生局による調査が進められている段階なので、コメントは差し控えたい。今後の調査には真摯に対応します。現在は“不適切授業”と指摘される状況にはありません」とのコメントを出した。
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